AT265 木彫不動明王

Mokucho Fudoumyou-ou.Edo period. with wooden box.
W7.0−D5.3cm H17.0cm
質量85g 桐箱付

江戸時代前期に造られた民衆仏のおもしろさを感じさせる明王です。円空の様なざっくりとしたした彫ともまた異なり、仏師の手によらず自由な造形で造られています。しかしながら民衆仏のわりに良い厨子に納められており興味深いものです。残念ながら厨子の観音開きは欠損しております。貼られた金箔も上質で良い枯れ具合です。不動明本体は迦楼羅炎光背に一本欠損、右手の宝剣が有りません。左手のけん索(綱)は初めから表現されていない様です。不動明王は大日如来の所変であるものの、密教哲学が倫理的に生みだした仏で、悪を破壊する使者で、救済に力づくで仏法に導く役割をしています。邪悪なものから守り、無病息災としても古くから広く民衆に親しまれてきた仏像ですので高い位置に祀られても良いですが、座辺で酒でものみながら古美術として眺めるも一興です。(像は厨子から取り出せません。固定されておりますので、ご了承ください。)
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