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「最近気になる言葉」
ここ数日気温が下がり初雪の便りも聞こえてきました。まだ11月の半ばを過ぎたばかり。体調管理には
十分にお気を付け下さい。あつあつの鍋でもいかがでしょうか。元気が出ます。古松淳志さんの作品も
並び終えました。土鍋は22日の到着予定です。是非ご高覧頂けましたら幸いです。
最近ご来店される方々と色々とお話しをしておりまして、ある言葉が気になっています。
「ある」とか「ない」とか、「持っている」とか「持っていない」どうもこの言葉が腑に落ちないでいます。
例えば粉引のぐい呑を見て、「粉引は持ってるんだよねー」とかといった内容です。
粉引といっても同じ作家のものでも様々、更には作家が異なれば無限大です。「粉引は」とひとくくりに
されているとは思いませんが、どれだけ沢山の粉引をご覧になって、どれだけ沢山の粉引をお持ちなのか
と尋ねて見たくなります。目の前のその作品は唯一無二のものであるはずだからです。
私からしますと、本当にもったいない気持ちでいっぱいになります。「粉引は有るからいらない」と思った
時点で、粉引とは何かとか、その作家の粉引の狙いはどこにあるか、果てには李朝時代の粉引の多彩さ
にまで感じ得る発展性が失われているように思います。全てに掘り下げる必要はないにしても、自分が
感じ得る最大の感動を見逃してはいないでしょうか。極論を言えば、目の前にあるその作品は、粉引で
あるかどうかは関係がないと云うことです。正に固定観念の一番怖いところです。その作品に、どこに
どんな魅力や良いところがあるか、それを探し出す心こそ、私たち日本人が支えてきた工芸の世界です。
店主 大越拝



「入札で心意気は買えない」
先日まで不規則な営業時間帯で皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。明日より通常営業です。
実は子供がアレルギー性の疾患で腎臓に合併症が出る恐れがあり緊急入院を余儀なくされました。
色々な病気があるものと思いながら、まさかの入院。先日退院して元気に保育園に通い出しました。
病院で付き添いの時に、テレビは有料でつまらない芸能番組ばかり、Wi-Fiがつながらないながら、
タブレットで静かに陶芸の情報収集をしておりました。ふと、あるオークションにたどりつきます。
私が扱っている作家の作品が定価以上の価格で落札されているのを目にして驚きました。
故人の作品でもないのに、手に入らない?からなのか、待てないのか?どうにも不思議な出来事でした。
オークションの仕組みシステム自体は時代の流れや企業戦略もありますから否定はいたしません。
しかしその案件を見るに、どうも個人の出品ではなく明らかに業者「ストアー」なる文字。
私は古いものも好きですが、古いものにいたっても膨大な数の出品点数に驚いています。
工芸や美術といったジャンルに業者までもが一般参加し、誰でも見れる時代。かつて、今もそうですが、
業者の会やオークションは保証人や推薦人がなければその会には入れない厳粛なもので、そこで
プロとプロが真剣に品定めをし、購入したエピソードや思い入れを胸にエンドユーザーのもとへ期待と
わくわく感満載で商品を持ち帰り提供してきました。今や業者以外にも一般の方々が気軽に入札でき、
見る眼さえあれば良いモノが買える時代です。(市場価格よりも安く) それで良いのか。。。
さてそれは古美術の世界だけではなく最悪なのは現代工芸にもそれが普及している実態です。
毎日毎日何千何万もの取引が行われるオークションに知っている作家の作品がオンパレード。
入札もそこそこあって、でもそんなに安いのか?と目を疑う。私もネットで販売を手掛けてきた者として
大きなことは言えませんが、それとこれとは違うと思っています。今を生きる作家のものは(偉業を
成した故人作品も含め)きちんとその仕事に見合う価格で買ってあげることが工芸を育てることであり、
作り手を勇気付けることになります。ちゃんとした価格で購入することは作家はもちろん、取り扱う業者、
業界も生き残ることが出来る、お客様と三位一体のWinWinでなければならないのです。
入札なんかで購入したもので作り手の気持ちや粋を感じることなど到底無理だと考えます。
(その行為自体が既に粋ではないし、ある特定の業者のみが儲かる仕組みと心得る)
かつて何もなかった時代、人は品物を手に取り、どんなものか、どんな心が込められているのか、
そんなことを無意識にやれていた先人たちの眼。その眼に敵うはずがありません。ものを見る眼とは
心を見る眼だと思います。値段やブランドではない、執着や概念に囚われない眼のことです。
工芸においては作品を買う行為は作り手の心を買うことであってほしい。
いつの日か私たちはそんな大事な日本の伝統を置き去りにし、作り手達の心を見れていないのだと
反省した次第です。ではちゃんとモノが見れる場所、手に取れる場所はどこなのか。それは少なくても、
オークションなどの手法に頼らずに熱い思いで営んでいる全国ギャラリーさんだと思います。
今を生きる私たちが今を支えることが出来なければ、手仕事や工芸に未来などありません。
20日(月)からは古松さんの個展です。全力営業で皆様をお待ちしております。 店主 大越拝



「伝わらないこと」
今年も早いもので明日から11月。年々月日が早く感じ、1年などはあっという間でございます。
今年の秋は紅葉が例年よりも綺麗なように思います。ギャラリー庭には紅葉の綺麗な沙羅の木や
ブルーベリー、ジューンベリーも葉を紅く染めています。自然の美しさにはいつも感嘆させられます。
「色」と云う点におきましてはやきものも様々な色彩がございます。Web上でご紹介しております作品は、
ここ数か月、店内の窓側の自然光を利用し、作品の持つより自然な見え方を心がけておりました。
以前の撮影室内の写真はどうも背景が冷たい感じがして好きにはなれなかったのですが、ここへきて、
日が短くなり、日照時間が少ないのと、天候が悪いと暗くなってしまい、思うような撮影時間がとれて
おりません。そこで、撮影室の照明を再度検証し、改善を行ってみました。背景は依然と同様ですが、
光源をLEDと蛍光灯を合せたナチュラルな見え方に拘ってみました。あまりコントラストが強すぎても
実物との差がかなり生じます。色々な色彩に対応する実物により近いギリギリのところで調整して
みましたので、しばらくはこちらでいこうと考えております。日光の良さもあるのですが、時間帯や天候に
左右されず常に同じ環境で撮影した作品をご覧頂くことが出来ます。特に私が難しく感じておりました
信楽などの「緋色」、黄瀬戸、唐津や井戸などの枇杷色のコントラストの幅が大きく改善されたと思います。
粉引や白磁などの白い器は、依然として周りのトーンが暗めになりますが、あまり明るすぎて透明釉の
具合が飛んでしまうよりは良いと思っています。今後も改善できるところがありましたら調整して参ります。
何より一番申し上げたいのは、写真では臨場感、作品のもつ空気感は伝わらないと云うことです。

↓新しい環境でのTEST撮影

※お客様のご利用端末、ご使用環境によっては多少異なる点はご容赦下さいませ。

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台風一過で本日は澄み渡る晴天でございます。被害の大きな地域の皆様には心よりお見舞い申し
上げます。さて、西林学さんの個展も残すところ3日となりました。明日水曜は休店となります。
今展ではここ数年発表されていなかった粉引に注目し、西林さんの豊富な知識のもと制作された
粉引の器を様々な角度から拝見させて頂いております。「粉引」と一言でいいまして、実に多彩で、
古今作り手の解釈で様々な粉引が制作されて参りました。技法からみた粉引は、胎土に白化粧を
施し、上薬(透明釉)しコーティングされたもので、土は主に鉄分が多いものが使われます。
この構造からみた器の変化は、唐津や志野など他の釉薬作品とは異なり、類のない3層構造です。
もちろん粉引類似の三島や刷毛目も白泥を装飾した上で透明釉ですので同様ですが。
このことが永きに渡り使われた味わいに独特の風合いを見せ、生活の中に何気なく溶け込んでいく
素朴で奥の深い器です。そのためにも粉引はある程度の強度(堅牢さ)も使用に耐える上では不可欠
と云えます。ただ堅いだけではなく、粉引のもつ柔らかな風合いや質感も大変重要です。
西林さんは信楽におられた時代に川喜田半泥子の粉引を学んだ方から粉引の教えを乞うたもので、
云わば半泥子の好んだ粉引を焼いておらることで、大変興味深いものがございます。
使われて初めて良い答えの出そうな粉引。色々な粉引がありますが、これは使ってみる価値ありです。
残りわずかですが、どうか最後まで宜しくお願い申し上げます。 店主 大越拝






新潟上越地区23の酒蔵が集う「越後謙信SAKEまつり」も毎年12万人の人出となる大きなイベントに
定着して参りました。当然お酒が主役の本イベントですが、やきものを切り口としたもうひとつの隠れ
酒まつりを当ギャラリーで開催させて頂きます。「やきもの酒まつり2017 in Kenshinan」 です。
会期中の西林 学さんの個展作品をご覧頂きながら、様々な特設の体験コーナーでお愉しみ頂けます。
どうぞお気軽にお誘い合わせの上、お運び頂けましたら幸いです。
日時、ご留意事項など下記をご参照下さい。

開催日 20日(金)/21日(土)の2日間 AM10:00-PM8:00
(越後謙信SAKEまつりは21日(土)/22日(日)の開催となっております。)

会費 無料 /事前ご予約 不要
※但し、試飲されます方はお車でお越しにならないで下さい。

主な体験催し
★酒器が変わるとお酒の味はどう変わるのか?
★ブランドや銘柄に囚われない美味しい普通酒を味わう。
★酒は空気(雰囲気)で呑む、そのしつらい。
★酒箱Shubako 体験コーナー。
★西林 学 井戸七日盃のお披露目。
★粉引考察。(西林学展主題)
★店主が選んだ主要6-8銘柄の地酒をご用意させて頂きます。呑み比べも是非お愉しみ下さい。
少しばかり地元特産のおつまみもご用意しております。


店主による特にかしこまった硬い講義や解説はいたしません。皆さんと共に感じる時間にしたいと
思っております。普段お使いのぐい呑なども是非お持ち頂きご披露下さい。酒箱Shubakoをお持ちの
方は是非ご持参頂けましたら幸いです。 他、ご不明な点は 店主 大越 までお寄せ下さい。


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石井隆寛さんの個展を只今開催させて頂いております。私もお会いするのが6年ぶりです。
石井さんはこの6年余りの間、ご縁があって空間デザインや依頼人のコンセプトをかたちするお仕事
などに携わり全国を動きまわっておられました。その間は大好きな陶芸を客観的に見ることが出来た
といいます。作ることがとにかく好きな石井さん。この個展を再チャレンジと位置付けて、新たな可能性
を見せてくれております。隠崎先生に7年余り師事し、独立後もその類希な才能を開花させつつも、
様々な壁に阻まれ自己の存在すら見失いそうになったこともありました。今は己と向き合い、感謝し、
本当に自分のやりたいことに専念出来る喜びを感じておられます。そんな彼の才能を是非とも皆様に
ご覧頂きたく打ち合わせを重ね開催する運びとなりました。どうぞこの素晴らしい造形力、バランス感覚
や色彩美をご覧頂きたく存じます。彼の過去の作品や当時の彼を知る陶芸ファンの皆様にも是非とも
今一度熱いエールをお贈り頂けましたら幸いに存じます。
個展のタイトル「選ばれしものたち」とは、当時私が彼の個展や企画展で使っていたフレーズで、
そのまま変わらずに使うことにいたしました。現代陶芸、工芸の世界において、彼の才能やバイタリティ、
生きていく力こそ、欠かせない存在、選ばれしものの何かを感じてやみません。
店主 大越 拝







店内を少しリニューアルいたしました。
常設展示ならびに接客エリアと個展・企画展スペースを明確にパーテーション致しました。
個展スペースでは作品から受けるメッセージ性を重視いたしまして、作家の世界観を存分に
お感じ頂けるよう展示させて頂きます。常設エリアにいる他のお客様や私も含め、気にすることなく、
ごゆっくりご高覧頂けましたら幸いです。また逆に常設エリアでは私が選んで来た作品を中心に、
わがままに私の好みの展示となっております。こちらも是非いろいろとお感じ頂けましたら嬉しいです。
最近は20代や30代のお客様のご来店が増えております。日本の伝統工芸、手仕事のモノの良さに
共感して頂き何より嬉しい限りです。日本酒を切り口にご来店下さる方も多いわけですが、器への
拘りもなかなか将来に希望が持てて参りました。どんな器で呑むのかは、その人の感性やライフスタ
イルで自由で良いと思います。やきものだけが酒器でもありませんし、これが美味しく呑めると云う
決まりごともないのが「酒道」でございます。ひとそれぞれが無理なく好きと思えるものにいずれ出会え
るはずです。私が特にお薦めするものはありません。結果的にそうなっていれば本懐です。
また、現代工芸は「人」を感じることの出来る素晴らしい身近なモノのあり方を教えてくれます。
お酒やお料理がその器で美味しいかどうかは人と人の関わりを抜きにしてはあり得ません。
作り手の作家がどんな構想で製作されたのかや、精神性を垣間見ることも可能です。頭で考えず、
好きと思える器で、いろいろ感じて見て下さい。日本の工芸の未来はきっとそこにあります。
現在は9月7日からの金重潤平さんの個展の前に、仕入れて参りました新作を個展スペースにて展示
しています。是非少しリニューアルした店内の雰囲気もご覧頂けましたら幸いです。 店主 大越 拝 

店内の様子はフェイスブックなどでも配信しております。




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開催中の水谷渉展より少し感じたことをご紹介させて頂きます。
インスタグラムやFBにも掲載した写真です。唐津の地で本格的に活動を始められた水谷さんですが、
唐津のイメージは皆様もお感じのようにしみじみと静かで滋味なところが魅力なやきものです。
こと桃山時代の唐津ともなれば固定観念は盛りだくさんになるところです。唐津にはもうひとつ、
力強さという魅力もあります。特に古唐津にはそれを感じさせるものも多く、戦国の世に生きる人々の
生命の強さの様な生きざまの様な部分を宿していると思います。
さて水谷さんの唐津ですが、現在様々な土と釉薬を試されていますが、特に私が注目しているのが、
この写真の絵唐津ぐい呑です。土はさほど砂気なくしっかりと焼き抜かれ、釉薬も絶妙に相性が良いと
感じます。鉄絵に関しても古唐津のエッセンスが感じられるものでありながら水谷流を外していないことも
本作の魅力です。抜ける様な程よい重心と端反りの口。造形的にも自然で無理のないものです。
実際に同手のものでお酒を飲んでみましたが、一番おいしく感じました。
これから唐津の地での飛躍を感じさせる作行で嬉しく思います。 店主 大越 拝



※SNS用に画像処理済、実際はTOPページ又は作品個々の画像でご確認下さいませ。





粉引の変化・・・その魅力
鈴木大弓さんの個展も本日最終日を迎えました。多数のご来店、ご厚情に心から感謝申し上げます。
最後になりましたが、今展でも高い評価を得ております粉引の器について少しふれてみます。
もう皆様ご承知の通りですが、粉引の変化の楽しさはやきものの中でも類を見ない特徴です。
胎土の上に白泥(白化粧)し、その上から透明釉をかけます。三層構造のこの器は、上薬の透明釉の
カンニュウから下層の白化粧に滲み入り色の変化が生じます。鉄分の多い土が主に使われますが、
これがまた一役かんでいて、色彩の変化に奥行を与えています。徳利などは内側から外側への滲み
出しも生じ、内外から変化が進行します。TOPページに掲載した粉引は、今展でも紹介している鈴木さん
の粉引向付です。(E2858 4,860円) 同手昨年のものでお店でお抹茶を出すのにたまに使っています。
毎日ではないのに、細かなカンニュウに色も出て、全体に少しベージュな感じに変化してきています。
お料理などで使えば更にその面白さが期待できることでしょう。よく使われた器の美、手慣れた感が
自分の生活の一部となった感覚。粉引こはまだまだ沢山の魅力が備わっています。  店主 大越拝



E2870 粉引汲出 3,780円

影のように色が濃くなった部分が水で濡れたところ。じんわりと滲み入ります。

使っては洗い、乾燥、を繰り返すことで貫入にも色が入り、何とも言えない古格が備わります。


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2017年6月21日 「ひとり土鍋のすすめ」
本日定休日をはさみまして、吉田明先生の遺作展も残すところ3日となりました。(24日土まで)
本日はかなりレアなアイテム「一人土鍋」をご紹介させて頂きました。大きな土鍋も数多く手がけられた
吉田先生でございますが、これほど小さな土鍋を真剣に作られた正に損得勘定なしの吉田先生らしい
作行と云えます。土鍋だけでもパーツが多いわけですが、七輪まで本格的に作り込んでいます。
素材は伊賀の土鍋土で、それを薪窯で焼いてますので、本格土鍋と云わざるをえません。
どんなものへも手を抜かず、使う時の楽しさを頭に思い描き制作されていることが、こんな作品からも
感じられ、今展話題を呼んでおります。掲載の在庫限りでございます。これだけのクオリティーの小さな
土鍋はどこを探しても無いと思います。愉しんで頂けましたら何より嬉しく存じます。 店主 大越拝



例えば旬の野菜や魚介の水炊き。鮑の向付を具材入れに。黄瀬戸のぐい呑を筒向で珍味など。
酒器は絵刷毛目の徳利に刷毛目の盃。


こちらは例えばひとりしゃぶしゃぶ。鮑の向付に旬の野菜。染付の長皿にはちょっと特別な良いお肉を。



2017年6月19日 「一枚の写真」
開催中の吉田明先生展覧会、沢山のご来店を賜り心より厚く御礼を申し上げます。
会期は今週土曜日24日までございます。是非貴重な作品にふれて頂きたく存じます。
今回、吉田夫人より2枚のお写真をお借りすることが出来ました。前回の展覧会には無かった、
愛犬とたわむれる吉田明先生です。東京で撮影されたもので50歳少し前のころだそうです。
前回の展覧会でご覧頂いた轆轤に向かう厳しい表情のお写真とは別に、ほのぼのとリラックスされた
吉田先生が何ともお人柄を感じさせます。愛犬の泥の付いた足跡がズボンに沢山付いていて、
そんなことは気にもせず、何か話しかけておられる様子です。お酒もタバコも大好きで、お料理も
自ら作られ、常に好奇心旺盛で思うがままに生きた吉田先生の作品。遊び心だけではなく、その裏側に
は死を恐れながらも、生きた証しを残したい覚悟が感じられます。古松淳志さんの様な立派な若手も
育ち活躍されていますが、もっともっと今の時代に必要なことを私たち教えて頂きたかったです。
是非この現代陶における偉業をお手に取りご高覧賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
店主 大越拝



Akira Yoshida (1948-2008)



吉田先生のお使いになられていた道具と左は染付の呉須絵付、焼成前のもの。



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鈴木 都 黄瀬戸輪花向付 蒸し海老/ウドと山筍炊き合わせ

山口真人 志野向付 アスパラのおひたし/織部窯変徳利 寺田鉄平、鼠志野ぐい呑 山口真人


2017年5月15日(月)
「懐石の向付と普段使いの向付」
始まりました企画展、ご高覧頂き誠に有難うございます。今展は普段の器展とは一味違う器の魅力、
向付の品格を感じて頂けましたらと思い5名の人気作家にご協力を頂きました。
お気付きの通り作品はほとんどが五客六客の揃い。この揃いの価値観もまた向付の醍醐味です。
普段はなかなか数を必要としない現状がございますが、整然と並んだ揃い組の器はどこか堂々として
食器とは呼べない独特の風格が備わっております。そんな向付の姿をお感じ頂けましたら本懐です。
昔の人は確かに必要とされ数を持ったかもしれませんが、その前に当然のように究極のもてなしに
対する意識の違いが明確に感じられます。茶懐石などは最たるものです。その意気込みは器を所有
する主人の粋だと私は考えます。だからといって向付という特別感だけではいけません。
普段の独酌や数人の酒宴であったり、気さくに使ってこその器ですし、そこにある程度の緊張感や
良い空気感が備わることはとても大切な器使いの感覚と美しさだと思っております。 店主大越拝


必要最小限の美学にも向付は欠かせぬものです。 織部向付 寺田鉄平


型にはめる必要もなく、自由に使いこなす酒席にも。 鳴海織部向付 深見文紀

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GW連休中、ながらくのお休みを頂いておりました。有難うございました。通常営業に戻っております。
今週末からの企画展「桃山陶の向付」より、鈴木 都さんの志野輪花向付です。しっかりと焼き込まれた
堅牢さをもちながら柔らかな肌と穏やかな緋色が素敵です。この季節の山菜を使った和え物やおひたし
が良く映えそうです。今展は極上の器「向付」が主役ですが、5名の作家の酒器も充実しております。
どうぞお誘い合わせの上、海・山をご覧頂きながら是非お出かけ頂けましたら幸いです。店主 大越拝


鈴木 都 志野輪花向付/吉田 明 粉引盃/金重晃介 備前徳利/金重潤平 備前酒呑 and ShuBAKO


金重晃介/金重潤平 備前茶碗


信楽 澤 克典 陶展  作品/信楽瓶子(引出) SOLD


信楽 澤 克典 陶展   作品/信楽窯変徳利 SOLD、信楽ぐい呑(引出) SOLD


信楽 澤 克典 陶展   作品/信楽窯変茶碗 SOLD












過去の記事/写真























































2015年3月 <祝・北陸新幹線開業 上越妙高駅>













<2015年 新春 店内>


<2014-2015年 冬のギャラリー>








<2014年5月 移転OPEN 店内>


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事前のお問い合わせは
TEL 025-512-1055
info@gallery-kenshinan.com
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