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粉引の変化・・・その魅力
鈴木大弓さんの個展も本日最終日を迎えました。多数のご来店、ご厚情に心から感謝申し上げます。
最後になりましたが、今展でも高い評価を得ております粉引の器について少しふれてみます。
もう皆様ご承知の通りですが、粉引の変化の楽しさはやきものの中でも類を見ない特徴です。
胎土の上に白泥(白化粧)し、その上から透明釉をかけます。三層構造のこの器は、上薬の透明釉の
カンニュウから下層の白化粧に滲み入り色の変化が生じます。鉄分の多い土が主に使われますが、
これがまた一役かんでいて、色彩の変化に奥行を与えています。徳利などは内側から外側への滲み
出しも生じ、内外から変化が進行します。TOPページに掲載した粉引は、今展でも紹介している鈴木さん
の粉引向付です。(E2858 4,860円) 同手昨年のものでお店でお抹茶を出すのにたまに使っています。
毎日ではないのに、細かなカンニュウに色も出て、全体に少しベージュな感じに変化してきています。
お料理などで使えば更にその面白さが期待できることでしょう。よく使われた器の美、手慣れた感が
自分の生活の一部となった感覚。粉引こはまだまだ沢山の魅力が備わっています。  店主 大越拝



E2870 粉引汲出 3,780円

影のように色が濃くなった部分が水で濡れたところ。じんわりと滲み入ります。

使っては洗い、乾燥、を繰り返すことで貫入にも色が入り、何とも言えない古格が備わります。


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2017年6月21日 「ひとり土鍋のすすめ」
本日定休日をはさみまして、吉田明先生の遺作展も残すところ3日となりました。(24日土まで)
本日はかなりレアなアイテム「一人土鍋」をご紹介させて頂きました。大きな土鍋も数多く手がけられた
吉田先生でございますが、これほど小さな土鍋を真剣に作られた正に損得勘定なしの吉田先生らしい
作行と云えます。土鍋だけでもパーツが多いわけですが、七輪まで本格的に作り込んでいます。
素材は伊賀の土鍋土で、それを薪窯で焼いてますので、本格土鍋と云わざるをえません。
どんなものへも手を抜かず、使う時の楽しさを頭に思い描き制作されていることが、こんな作品からも
感じられ、今展話題を呼んでおります。掲載の在庫限りでございます。これだけのクオリティーの小さな
土鍋はどこを探しても無いと思います。愉しんで頂けましたら何より嬉しく存じます。 店主 大越拝



例えば旬の野菜や魚介の水炊き。鮑の向付を具材入れに。黄瀬戸のぐい呑を筒向で珍味など。
酒器は絵刷毛目の徳利に刷毛目の盃。


こちらは例えばひとりしゃぶしゃぶ。鮑の向付に旬の野菜。染付の長皿にはちょっと特別な良いお肉を。



2017年6月19日 「一枚の写真」
開催中の吉田明先生展覧会、沢山のご来店を賜り心より厚く御礼を申し上げます。
会期は今週土曜日24日までございます。是非貴重な作品にふれて頂きたく存じます。
今回、吉田夫人より2枚のお写真をお借りすることが出来ました。前回の展覧会には無かった、
愛犬とたわむれる吉田明先生です。東京で撮影されたもので50歳少し前のころだそうです。
前回の展覧会でご覧頂いた轆轤に向かう厳しい表情のお写真とは別に、ほのぼのとリラックスされた
吉田先生が何ともお人柄を感じさせます。愛犬の泥の付いた足跡がズボンに沢山付いていて、
そんなことは気にもせず、何か話しかけておられる様子です。お酒もタバコも大好きで、お料理も
自ら作られ、常に好奇心旺盛で思うがままに生きた吉田先生の作品。遊び心だけではなく、その裏側に
は死を恐れながらも、生きた証しを残したい覚悟が感じられます。古松淳志さんの様な立派な若手も
育ち活躍されていますが、もっともっと今の時代に必要なことを私たち教えて頂きたかったです。
是非この現代陶における偉業をお手に取りご高覧賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
店主 大越拝



Akira Yoshida (1948-2008)



吉田先生のお使いになられていた道具と左は染付の呉須絵付、焼成前のもの。



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鈴木 都 黄瀬戸輪花向付 蒸し海老/ウドと山筍炊き合わせ

山口真人 志野向付 アスパラのおひたし/織部窯変徳利 寺田鉄平、鼠志野ぐい呑 山口真人


2017年5月15日(月)
「懐石の向付と普段使いの向付」
始まりました企画展、ご高覧頂き誠に有難うございます。今展は普段の器展とは一味違う器の魅力、
向付の品格を感じて頂けましたらと思い5名の人気作家にご協力を頂きました。
お気付きの通り作品はほとんどが五客六客の揃い。この揃いの価値観もまた向付の醍醐味です。
普段はなかなか数を必要としない現状がございますが、整然と並んだ揃い組の器はどこか堂々として
食器とは呼べない独特の風格が備わっております。そんな向付の姿をお感じ頂けましたら本懐です。
昔の人は確かに必要とされ数を持ったかもしれませんが、その前に当然のように究極のもてなしに
対する意識の違いが明確に感じられます。茶懐石などは最たるものです。その意気込みは器を所有
する主人の粋だと私は考えます。だからといって向付という特別感だけではいけません。
普段の独酌や数人の酒宴であったり、気さくに使ってこその器ですし、そこにある程度の緊張感や
良い空気感が備わることはとても大切な器使いの感覚と美しさだと思っております。 店主大越拝


必要最小限の美学にも向付は欠かせぬものです。 織部向付 寺田鉄平


型にはめる必要もなく、自由に使いこなす酒席にも。 鳴海織部向付 深見文紀

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GW連休中、ながらくのお休みを頂いておりました。有難うございました。通常営業に戻っております。
今週末からの企画展「桃山陶の向付」より、鈴木 都さんの志野輪花向付です。しっかりと焼き込まれた
堅牢さをもちながら柔らかな肌と穏やかな緋色が素敵です。この季節の山菜を使った和え物やおひたし
が良く映えそうです。今展は極上の器「向付」が主役ですが、5名の作家の酒器も充実しております。
どうぞお誘い合わせの上、海・山をご覧頂きながら是非お出かけ頂けましたら幸いです。店主 大越拝


鈴木 都 志野輪花向付/吉田 明 粉引盃/金重晃介 備前徳利/金重潤平 備前酒呑 and ShuBAKO


金重晃介/金重潤平 備前茶碗


信楽 澤 克典 陶展  作品/信楽瓶子(引出) SOLD


信楽 澤 克典 陶展   作品/信楽窯変徳利 SOLD、信楽ぐい呑(引出) SOLD


信楽 澤 克典 陶展   作品/信楽窯変茶碗 SOLD












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2015年3月 <祝・北陸新幹線開業 上越妙高駅>













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